目次
デジタルフォレンジック調査にかかる料金は、フォレンジック業界の中でも様々です。
どのような見積金額になるのか、例を出していますので、確認してください。
フォレンジック会社によって、解析作業や技術なども異なるため、料金も異なってきます。
「調査内容」「調査規模」などにより、
費用・料金が変動する
例:調査内容→WEBサイト履歴、ログ情報の解析、メール調査
調査規模→5年間
「調査内容」「調査規模」に関係なく、
一律の料金での対応を行う
例:調査内容→アクセスログ調査、顧客情報漏えい調査
調査規模→1年間
お見積金額→40万
上記のように、デジタルフォレンジック会社によって、大きく金額が変わります。
機器(パソコン)1台につき、数十万〜調査費用がかかります。
データ復旧料金と比較しても高額な料金が発生するのが現状です。
フォレンジック調査を行う企業は、どのような料金を提示しているのか。
実際に、各企業のサイト情報からサービスの内容や調査料金を確認しました。
各企業のホームページに記載されているサービスや料金は、あくまで参考価格です。
実際の料金は、「お問い合わせください」としているので、
最終的には電話連絡の上、相談をしていただくのが必要
ですので、参考にご覧ください。
また、フォレンジックとは異なりますが、不正調査を行う内容によっては、データ復旧での対応も可能な場合もございます。フォレンジック料金とデータ復旧料金の比較としても提示します。
「デジタルフォレンジックがテーマのNHKテレビ番組「クローズアップ現代」に取材協力し、”データ復旧の達人”として紹介された」同社の調査料金は、ホームページ上で記載されていません。
納期や調査料金など気になる方は、ご相談をするのがお勧めです。
ホームページ上でも解析の仕方や調査方法などが事件ごとに異なるとの記載がありますので、電話にて相談の上、判断していただくのが良いでしょう。
データ復旧料金に関してもホームページ上に記載はありません。
復旧料金は、
「ディスク総容量やインタフェースなどの仕様や損傷レベルにより異なる」
との記載がありますので、こちらも事前に電話にて確認が必要です。
「犯罪捜査や企業の不正調査に活用できるデータ復旧ソフトなどのリーガルテックツールの提供」で2015年10月に経済産業大臣の表彰を受けている同社では、ホームページ上にサービス内容や技術的な面などの記載はありますが、料金に関しては、記載がありません。
「よくある質問」の中に「個人ですが、依頼は可能ですか?」という質問の答えに、
「数十万円〜という価格帯になりますので、個人の方にとってはご負担も大きくなります。」
という記載があります。 実際に、どういった内容で価格の変動が起きるか、電話にて問い合わせをしましょう。
同社では、AOSデータ復旧サービスセンターを運営しています。データ復旧料金に関する情報もホームページ上に表記があります。5つの要素からデータ復旧料金が決まります。
5つの要素とは、「媒体の種類」、「媒体の総容量」、「作業の難易度」、「症状の状況」、「作業工程」です。
目安のデータ復旧料金も記載があり、障害機器と障害レベルから目安価格が提示されています。
例としては、PC(パソコン)の軽度障害(電源が入らない、画面が割れている、水濡れ)の場合、63,800円(税込)と表記されています。
ハードディスクの世界大手WesternDigital(ウエスタンデジタル)社公認のデータリカバリ―パートナー企業であり、データ復旧ツールを警察庁、警視庁他に納入している実績を持つ同社は、ホームページ上にて詳細に料金の記載がされています。
正常なHDD、SSD 4万円(1台あたり)
RAID構成 3万円×媒体数
故障、破損したHDD、SSDの検査 4万円(1台あたり)
正常な外部記憶媒体(USBメモリ、デジカメ、フロッピーなど) 2万円(1個あたり)
故障、破損した外部記録媒体の検査 2万円(1個あたり)
パソコン(HDD、SSDなど) 15万(1台あたり)
サーバー(ファイル、メール、グループウェアなど) 30万(1台あたり)
外部記録媒体(USBメモリ、デジカメ) 5万円(1個あたり)
データ解析の場合
Officeデータ
画像データ
動画データ
メール 各5万円
法執行機関限定パック(データ解析すべて) 15万円
特定ログ解析の場合
ユーザー利用履歴
デバイス利用履歴
WEB閲覧履歴
メモリ解析 各5万円
法執行機関限定パック(特定ログ解析すべて) 15万円
あらかじめ用意された「データ解析」、「特定ログ解析」メニューでは対応できない、汎用外データの解析や可視化、破損データの深層調査やデータ痕跡調査、または調査のために
オリジナルのプログラム開発などが必要な場合 20万円〜
データ復旧料金に関しても、ホームページ上にて詳細に料金の表記があります。こちらの料金表では、主に3つの要素にて価格が記載されています。
3つの要素は、「媒体の種類(SATA、SAS、SCSIなど)」「ディスク容量」「障害状況」です。
例として、HDDがSATAであり、一般障害の簡易処置のみでよければ、55,000円(税込)と表記されています。
上記にように、各フォレンジック調査会社の調査料金は、大きく異なります。
「調査内容」「調査規模」により、異なります。フォレンジック調査が必要な方は、まずは問い合わせを行うことを
お勧めします。
また、データ復旧で対応が可能な場合は、
媒体の要素によって料金が変わってきますので、参考にしてください。
フォレンジック調査における注意事項は、調査費用を確実にお支払いしないといけないのかという点です。
例:デジタルフォレンジック調査、解析のご依頼をした結果、お客様が必要となる証拠がなかった場合、料金が発生するのか?
この場合、フォレンジック会社によっては料金が発生する場合もあります。
逆に、
成功報酬という形式での対応
もあります。調査・解析をした結果、お客様が必要とする証拠が出て、ご納得いただけるようであれば料金のお支払いが発生する形式の会社です。
先ほどの3社ではどうなのでしょうか?確認をしてみましょう。
ホームページ上の「サービスの流れ」から判断をいたします。
1.お問合せ・無料相談
2.機器の持ち込み・郵送
3.調査項目/作業内容のご提案と無料お見積り
4.調査/復旧を依頼する
5.フォレンジック調査・復旧
というサービスの流れの記載があります。
このうち、
「3.調査項目/作業内容のご提案と無料お見積り」までが無料0円と記載
されています。サイトを確認した方々がどのように思うかはわかりません。
依頼をした時点で、結果がどうであれ料金が発生するということなのか不明です。
是非、お問合せ・無料相談にて確認をしましょう。
ホームページ上では、記載がありませんでした。
実際に料金がどこから発生するのか不明な点もございますので、確認を取ることが必要です。
ホームページ上では、「個人の場合」のご依頼で記載があります。
内容は、【本サービスは、当社データ復旧サービスで制限されたデータ以外のデータも解析対象となります。データを正常に復元することが目的のサービスではなく、データや痕跡の有無を調査するサービスのため、例え不本意な結果に終わったとしても必ず料金が発生しますので十分ご検討ください。
※調査に要した料金は返金いたしません。】と記載があります。
料金が必ず発生するとのことです。
このように、フォレンジック調査・解析にかかる料金は、会社によって大きく異なることがわかると思います。まずは、電話にてご相談をしていただくことをお勧めいたします。
デジタルフォレンジックの調査時間がどの程度かかるのか。
調査を行う内容や機器の容量により、調査時間が変動いたします。
また、調査を行う内容が具体的になればなるほど、時間がかかる場合があります。
法廷に証拠を提出し、立証に使用するためには、民事訴訟・刑事訴訟ともに、あらかじめ「証拠保全」を行う必要があります。
証拠保全とは「意図的なデータ改変・改ざんが行われていないこと(=同一性)を証明し、かつ証拠としての資格(=証拠能力)を持たせる作業」を指しています。
この証拠保全の作業は、誰でも簡単にデータの複製・消去・改変ができるため、その状態の情報を維持するために必要になります。
また、フォレンジック会社・企業においても、お客様のパソコンを扱う上で、勝手にこちらで更新日時の変更を行う作業やデータの改変を行ってしまうと以前の内容と異なるため、証拠がない状況になりかねません。
そのため、
「正当な手続きのもと調査・解析を行った」
という証明のためにも、専用のフォレンジックツールを用いることが必要です。
フォレンジックツールや専用の機材を用いることで、クローンの作成やイメージ取得を行い、証拠を保全することができます。また、調査を行う機材(パソコン・サーバー・外部記録媒体など)が故障して、調査ができなくなるリスクを防ぐ役割も兼ねています。
証拠となるデータが削除されている、もしくは、機器自体が壊れている場合は、まずデータ復旧・復元作業を実施いたします。削除されているデータが復旧・復元できた場合、クローンやイメージ取得した内容と比較することで、状況の判断が可能になります。
これらの作業は、
専用のツールを用いるため、フリーソフトなどによる個人的な対応はやめましょう。
その行為自体が証拠データを消滅させてしまう行為になる可能性も考えられます。
データ復旧・復元には、専門的な知識と技術が不可欠ですので、十分な理解の上、対応をお願いします。また、データ復旧・復元では「不正アクセス調査」「不正調査(データ持ち出し、メールでのデータお渡し、データ改ざんなど)」の対応はできませんので、お気を付けください。
データ復旧・復元にてお客様の必要とする証拠が出てくる可能性もありますが、それでも不十分な場合もあります。データの復旧や復元とは異なり、データの内容やメールの調査などが必要な場合は、解析・分析が必要になります。
主に、以下の内容を解析・分析を行います。
・不正アクセス調査
・機器のログ内容
・メールの送受信一覧
・Webサイト閲覧履歴
・不明なアプリケーションのインストールや実行履歴
・社内の情報システム関連の調査
・不正調査(データ改ざん、資産横領など)
データ復旧・復元ならびにデータ解析・分析内容をお客様へ報告を行います。
データ復旧・復元に関しては、クローンやイメージを取得した内容との差異の報告
データ解析・分析に関しては、データ改ざんやメールによる情報漏洩の証拠などを報告
お客様への報告の上、報告書の作成を実施します。
上記のフォレンジックサービスの流れからどの程度の時間がかかるのかを例を踏まえて説明いたします。具体的な調査事項が必要になるにつれ、調査・解析の時間もかかります。確認してください。
消去されたメールの調査を実施してほしい場合
データ復旧・復元のみにて対応が可能な場合は、最短3日以内で調査完了
データ解析・分析が必要と判断した場合は、最短10日以内で調査完了
※主にメールのやり取りに関して、特定の人とのやり取りなど制限がある場合などは、時間がかかる場合もあります。
ログ履歴を削除されている場合は、データ復旧・復元にて確認を行い、イベントビューアーなどでPCのログインログアウトなどの調査を行います。この場合は、最短3日以内で調査完了します。
ログ調査に関してデータ復旧・復元でも対応不可の場合に関しては、データ解析・分析によるフォレンジック調査を実施し、PCにモバイル機器の接続ログを調査します。
この場合は、最短で14日以内で調査完了
WEBサイトが特定されておらずすべての調査の場合は、
最短で3日以内で調査完了
データ復旧・復元では、対処ができない場合があります。「お気に入り」に保存されていたサイト内容などは復旧・復元ができる可能性があります。
データ解析・分析を行う場合に関しては、WebサイトのURLなどの解析が可能ですので、十分に調査が可能です。
特定のWEBサイトにログインをしたかどうかの調査の場合は、
最短で10日以内で調査完了
データ解析・分析が必要です。履歴をたどり、確認していくことが必要になるため、時間がかかる場合が考えられます。
上記のように、調査内容が複雑になるにつれ、時間がかかることが考えられます。
必要とする情報がなんなのか、しっかりと判断を行い、相談を行うようにしましょう。
フォレンジック調査を依頼する場合には、その会社の情報セキュリティを確認しましょう。
ISMS、プライバシーマークの取得などとても重要です。
情報セキュリティが十分な会社ほど、情報の漏洩の心配など不安点を解消できます。
会社の情報をよく確認、また秘密保持契約などの締結ができるかどうかなど十分な情報を得ることも必要です。何かありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
フォレンジック業者はそれぞれ料金・時間なども大きく異なりますので、自身の目で確認を行い、安全に対処していきましょう。
一つでも多くの確かな証拠データを割り出すために、信頼の技術力を持った当社をお選びいただくことをおすすめいたします。
デジタルフォレンジック24は
特急データ復旧ウィンゲットが運営しています
データ復旧の実績
累計60,000件
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創業 | 1999年 |
設立 | 2003年7月29日 |
資本金 | 1,000万円 |
社員 | 50名 |
事業内容 | <データ復旧事業部> データ復旧サービス ウィンゲット(WinGet) クローンサービス フォレンジックサービス 企業ネットワーク構築・指導 <クラウド事業部> オンラインストレージサービス スマートフォンアプリ企画・販売 <マーケティング事業部> WEB制作・運営管理 クラウドソリューション企画・販売 |
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